チバユウスケが描き出した風景
オリジナリティ溢れる詩だ。ミッシェル・ガン・エレファントとの出会いの印象は、「暴」だった。荒っぽくて、どこか古い香りもした。ガレージ。
なにが描かれているのかなんて、考えてもみなかった。
このアルバムのDisc1では、ただ風景をみせてくれる。どう感じたかとか、どう思った、なんてない。「ベロの下がしびれてる」ただそれだけ。
しかし、Disc2の時代になっていくと少しずつ変化がみられます。同時期に活動していたBlankey Jet Cityの影響だろうか。
「パーティーは終わりにしたんだ。」
なにやら違和感を感じた。バンドの終わりを告げるような諦めムード。歌詞が変わっていくのが、ひしひしと伝わります。
浅井健一氏のマネっこかい。と昔は気に入らなかったのだが、近ごろはまた違った印象を受けた。ミッシェルは、「死」へ走り続けていたんだな。
結局、彼らが好きなものはなんだろう。世界の終わりか。
中学の文集を見返すな
先日、部屋の大掃除をしていたら、中3の時の文集を発見しました。
想像以上にヤバかった。でも、まぁ中坊だったからセーフとしておこう。
なかなか《恥ずかしい》。なんでこんな事書けるんだ。「こう書いたら絶対ウケるわ!!!!!」と過去の自分が蘇ってきた。いやーおそろしい。
中学生の頃と、現在を比べてみると...結構変化しました。特に心境。
先日、その頃の友達と会ってきました。「あまり変わっていないね」と言い合いましたが、たぶんそれはお互い成長したからなのでしょう。
キャンプしたり、学校さぼって遊びに行ったり、ママチャリで小旅行してみたりしてたーー。
楽しかったこと、まだまだ尻の青いガキ(今も)だったこと、その他モロモロ 印象深い出来事だらけなのです。
ハンドルを放す前に
いい音は、ブログを書きたくさせる。ここは心のオアシスです。
これやっぱりいいです。
[homely]からしたら、vocalが主張していて、わかりやすい。だからこそ、がっかりしていた。「中毒性をなくしたのか。」
たしかに、以前のオウガユーアスホールは消えた。
でもそれは、悲しむことではない。
新しいOgreは、昔の代わりになって馴染んでくる。
とにかく音がいい。質感には相当なこだわりがあるようだ。ビンテージ機材を使ったり、デッドな響きでリズムを構成している。
音の鼓動が、安らぎをもたらしてくれる。ゆらぎの美学。
あと、出戸氏の作詞って、妙です。シニカルで、少し微笑む。
日本語がわからない人でも、なぜか喜びそう。
すべてを忘れて聴いてほしい。